日経225銘柄に新規採用されるのはどの銘柄?
日経平均株価を算出する日経225銘柄。この225銘柄は毎年10月1日に見直しが行われます。
入れ替えが行われない年もありますし、数銘柄の入れ替えがある年もあります。
入れ替えた225銘柄で日経平均株価が算出されるのは10月1日からですが、どの銘柄が入れ替わるか発表されるのは9月上旬です。
そのため、日経225銘柄に新たに選ばれた株価は上昇が予想されます。2019年秋に入れ替わるだろう銘柄を大手証券3社が予測したそうです。
今回は、日経225についてと、入れ替わり予測についてご紹介します。
日経225銘柄とは
日経225に採用される銘柄は、東証一部に上場している企業の中でも、厳しい条件をクリアして成長性を認められた銘柄です。
そのため、225銘柄に選ばれることは優良企業の証と言っても過言ではありません。
そのため、新しく選ばれた銘柄は株価の上昇が期待できます。逆に外された銘柄の株価は下落すると予測できます。
この日経225銘柄ですが、前述した通り毎年10月1日に見直し、9月上旬に入れ替えが発表されます。
また、この時期ではなくても、経営破綻や再編などで上場廃止になったり、東証一部から外れたりした銘柄があると、臨時に入れ替えが行われます。
2019年の入れ替え銘柄予測
9月上旬の発表前に大手証券3社が入れ替え予測を発表しました。
新規採用予測銘柄
SMBC日興証券:カカクコム(2371)、任天堂(7974)、ZOZO(3092)
大和証券:ZOZO(3092)、ビックカメラ(3048)
みずほ証券:エムスリー(2413)、ZOZO(3092)、ゆうちょ銀行(7182)、日本航空(9201)、任天堂(7974)
除外予測銘柄
SMBC日興証券:東京ドーム(9681)、日本化薬(4272)
大和証券:東京ドーム(9681)
みずほ証券:東京ドーム(9681)、日本化薬(4272)
※参照;ZAI(https://diamond.jp/articles/-/212189)
大手3社の予想を見てみると、除外予想銘柄で3社とも東京ドームをあげています。
日経225に選ばれる選定基準には「流動性」があります。
東証一部上場銘柄のうち流動性で上位450銘柄に入っていることが条件になります。
この条件から外れてしまったため除外される可能性が高くなっています。もし、東京ドームを保有している方がいたら、動向を見て手放すタイミングを見計らった方が良いかもしれません。
採用予想銘柄では、3社ともZOZOを上げています。
これは、もし東京ドームが除外されるなら同じ消費セクターから新しい銘柄が選ばれる可能性が高いからです。任天堂も2社が候補に上げています。
しかし、任天堂は毎回候補にあがりますが、株価が高いため日経平均全体を下げてしまう可能性があるため、採用されていません。そのため、今回も候補にあがっていますが、採用されない可能性が高いと思います。
実際の発表まで約2週間ありますが、採用予想銘柄、除外予想銘柄について調べて、株式売買をしてみてはいかがでしょうか。
ただし、どの銘柄が採用、除外されるかはあくまで予想なので、リスクも考えて取引するようにしてください。
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