長期金利低下や経済情勢悪化でJ-REITが注目!?

株初心者向け

米国の利下げを受けて日本の長期金利も一段と低下しています。

また、米中の貿易摩擦が激化しており、一時的な投資先として利回りの高いJ-REIT(リート)が注目されています。

東証REIT指数は2019年5月に3年ぶりに1950ポイントを超えました。5月下旬には調整として一時的に下がりましたが、6月25日には1956.57ポイントと3年2カ月ぶりに高値を更新しました。

J-REITは既に上がりきっているかのように見えますが、短期的にはまだ上昇する余地があると思います。J-REITとは何か、なぜ短期的に上がる見込みがあるのかについてご説明します。

J-REITとは?

J-REITとは投資信託の仲間で、多くの投資家から資金を集め運用し、利益を投資家に分配する商品です。

投資先はオフィスビルや商業施設、マンションなど不動産などで、その賃貸収入や売買益を投資家へ分配します。REITはReal Estate Investment Trustの略で、日本では頭にJAPANの「J」をつけて「J-REIT」と呼ばれています。

J-REITは投資信託の仲間と言いましたが、通常の投資信託と異なるのは、証券取引所に上場しており、株式と同じように購入できるところです。

なぜ、J-REITが注目されているのか?

J-REITは証券取引所に上場している株式のような投資信託ですが、なぜ金利が下がったり、米中貿易摩擦など情勢が不安定になったりした時に注目されるのでしょうか。

それは、J-REITの利回りが高いからです。

J-REITの決算が行われた際、運用が順調で利益が出ると、投資家に利益が「分配金」として配布されます。株式で言えば、「配当金」に相当するお金です。

多くのJ-REITは年に2回決算を行い、運用が順調であれば年に2回分配金を受け取ることができるということです。

このREITの分配金ですが、利回りを計算すると4%以上のREITが多く存在するのです。利回り4%の金融商品と聞くと、リスクが高いものだと思われがちですが、格付けAA以上の高格付けのJ-REITでも4%以上のものもあります。

このように、利回りが高いのにリスクが低いのでJ-REITは、長期金利が下がった時に長期の預け先や、米中貿易摩擦などほかのリスクが高くなった時の、一時的な投資先として注目されるのです。

短期的にJ-REITはまだ上昇する?

前述した通り、直近のJ-REITは上昇傾向にあります。そのため、これから購入するには手遅れと思う方もいるかもしれません。

しかし、現在の情勢を見ると、短期的にですがまだ上昇する可能性があります。

上昇する理由としては、米国、日本とも低い長期金利がまだ続きそうだということ。

また、J-REITは外国人投資家が市場を支えてきましたが、最近は国内の金融機関、投資信託の買いが増えていること。米中貿易摩擦が悪化し、米中の株式や関連した投資信託などに投資していた人の避難先として資金が流入していること、などが挙げられます。

分配利回りが高いので長期的な投資先としても、株式のように値上がり益をみこした短期的な投資先としてもJ-REITは注目されています。

ただし、J-REITもいくつも上場しており、分配利回りが高いというだけで決めずに、きちんとどのような商品に投資している商品なのかリサーチしてから投資するようにしましょう。

また、J-REITも金融商品なので、リスクがあります。J-REITのリスクもきちんと理解してから投資するようにしてください。


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