自動ブレーキ搭載車が義務化!関連銘柄に注目

株初心者向け

国連欧州経済委員会(ECE)が、日本や欧州(EU)など40カ国・地域で自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)の導入を義務化する規則に合意したことが2019年2月12日に発表されました。

また、米運輸省高速道路交通安全局は2022年9月までに全車に標準搭載することを、日欧メーカーを含む世界の20社と合意しています。

これによって、世界的に自動ブレーキ搭載車が標準となる方向に動き始めます。

そこで、今回は自動ブレーキ搭載が義務化されるとどのような銘柄が注目されるのかご紹介します。

自動ブレーキとは?

今回標準搭載を義務づけるのは「AEBS」と呼ばれる自動ブレーキです。走行中にカメラやレーダーで前方の車や障害物を分析し、危険と判断した場合は車両を止める機能が自動で作動します。搭載の義務が実行され始めるとEUでは年間1500万台以上、日本では年間400万台以上の新車が対象になると予測されます。
日本ではすでに6割以上の新車に自動ブレーキが搭載されており、政府は2020年には9割の新車に搭載することを目標に掲げています。

自動ブレーキ関連銘柄

では、自動ブレーキ搭載が義務化されると、どのような銘柄に影響が出てくるかご紹介します。

車に搭載されるので、トヨタ、日産、ホンダ、スズキ、ダイハツなどの自動車銘柄はもちろん影響があります。

しかし、これらの銘柄は自動ブレーキの関連銘柄としてすぐに出てくるので、今回はその他の関連銘柄をご紹介したいと思います。

日清紡ホールディングス(証券コード:3105)
注目:ブレーキ用摩擦材を扱っている

大手紡績メーカーとして知られていますが、エレクトロニクス事業やブレーキ事業など非繊維事業が収益の柱となっています。

自動車用ブレーキ摩擦材では世界トップシェアのため、世界で自動ブレーキが標準化されることで影響があると考えられます。

アイシン精機 (証券コード:7259)
注目:子会社のアドヴィックスで自動ブレーキのシステムを生産している。

2014年に実質的な支配株主であるトヨタのブレーキ部門と、トヨタ系自動車部品の大手デンソー、アイシン精機のそれぞれのブレーキシステム事業を統合し、アドヴィックスに集約。

自動ブレーキの場合、デンソーはクルマや歩行者を認知するセンサーや解析装置を担当、自動停止するブレーキシステムをアドヴィックスが生産しています。

日本精鉱(証券コード:5729)
注目:ブレーキパッド潤滑剤を製造販売。

アンモチン製品の国内トップメーカー。

合成樹脂の難燃助剤に用いる三酸化アンモチンが主力で金属粉末の製造販売も行っています。

自動車用ブレーキの摩擦調整剤に使う硫化スズに参入しているので、自動ブレーキが普及すると潤滑剤の販売も伸びる可能性があります。

上記にご紹介した銘柄は自動ブレーキ関連銘柄の一部です。

これらの他にも、

  • コネクテッドカー向けセキュリティ関連サービスのアズジェント(4288)
  • 自動車の技術革新に伴う操作音制作のCRI・ミドルウェア(3698)
  • ブレーキなど自動車用ゴム製品を生産しているフコク(5185)

などもあります。

これらの自動ブレーキ関連銘柄に投資する場合、自動ブレーキ普及の期待だけで投資するのではなく、他の事業も好調かなど会社全体を見てから投資するようにしましょう。


お問い合わせや投資に関するご相談はお気軽にコチラまでどうぞ。

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