株価が不透明な時は、金ETFで資金運用?

株初心者向け

2019年は大発会がマイナスで始まり、世界的に株価が不安定な情勢で1年が始まりました。

NYダウや日経平均が下げる中、年初から金が買われていることはご存知でしょうか。

これは、米国株式市場では売りが優勢な状況であること、景気減速の危惧から安全資産である金を購入する動きが活発になったからです。

今回は、株価の情勢が不安定な場合の資金の運用先として、金価格に連動して動く「金ETF」についてご紹介します。

なぜ資金は金に移動する?

前述した通り、金は安全資産という考え方から、景気減速などで株価が減速した時などに買われる傾向があります。

2019年1月の米国の株価下落はその後に発表された米国雇用統計で米国経済の好調さが確認されたことや、FRB(米連邦準備理事会)議長が利上げに対して慎重な姿勢を見せたため、株価は反転しました。

ただ、2018年にも株価が急落しては収まるということを繰り返していたため、またいつ株価が急落するかという懸念から金への資金シフトは続くのではと考えられます。

「金ETF」とは?

「ETF」とは、Exchange Traded Fundの略で「証券取引所で取引される投資信託」という意味です。

「金ETF」とは、金価格に連動するように作られたETFで、一般的に取り扱い会社が金現物を管理してくれるので、私たちは手元に現物を持つことなく投資ができます。

そのため、金の現物取引のように保管場所なども考える必要もないので、一般の投資家も簡単に金に投資することができます。

ちなみに、金ETFはNISA口座で購入することもできます。

金ETFは購入した額に応じて、取り扱い会社が金の現物を購入し保管するという仕組みになっています。

そのため、金ETFの残高が増加すればするほど取り扱い会社が金を購入するので、金価格が上昇しやすくなります。

ただし、金ETFにも色々な種類があり、金現物の裏付けがないものもあるので、金ETFを購入する際は、どのような特徴の金ETFか確認してから購入するようにしましょう。

金ETFの種類

現在国内で上場している金ETFは5本あります。それぞれの特徴についてご紹介します。

SPDRゴールド・シェア(証券コード:1326)

金地金価格(ロンドン金値決め)への連動を目指すETFで、直接、金の現物に投資します。ファンドが購入した金はHSBC銀行USAが保管しています。

金価格連動型上場投資信託(証券コード:1328)

金の地金価格(1gあたりの円表示の金価格)に連動する投資成果を目的とした有価証券に投資を行ないます。

この有価証券のことを一般に指数連動債券やリンク債と呼びます。同ファンドは金には直接投資しません。

純金上場信託(現物国内保管型)(証券コード:1540)

ファンドの価格が金地金の現在価値(理論価格)に連動するように設計されたETFで、金の地金に投資します。

初の国内組成による内国商品現物型ETFであり、ファンドが購入した金地金は三菱商事との契約に基づき、国内の倉庫で保管されています。

このETFの最大の特徴は日本において金現物との交換が可能である点です。

ETFS金上場投資信託(証券コード:1672)

金地金価格(ロンドン金値決め)に連動する投資成果を目指すETFで、金の現物に投資します。

ファンドが購入した金はHSBC銀行USAが保管しています。

ETFS現物保有型貴金属上場投信は、投資信託法第220条の「外国投資法人の発行する投資法人債券に類する証券」に該当し、株式投資信託等と課税上の取扱が異なりますので、ご注意ください。

One ETF 国内金先物(証券コード:1683)

金先物価格への連動を目指すETFです。投資対象は金先物であり、金の現物への投資は行ないません。

同ETFのベンチマークは東京工業品取引所の先物市場における金標準取引の期先限月の清算値です。

5本とも金ETFですが、それぞれ連動する指標などが異なりますので、投資する際はどれに投資するかよく考えて投資してください。


お問い合わせや投資に関するご相談はお気軽にコチラまでどうぞ。

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