ゴーン氏のいない日産の株価はどう動く?

株初心者向け

日産の顔であるカルロス・ゴーン氏が逮捕されたニュースに衝撃を受けた人も多いと思います。

このニュースをうけて日産の株価は、11月20日に940円まで下げました。日産の株式を保有している人は慌てたのではないでしょうか

このゴーン氏逮捕のニュースは日産にとっては、マイナスイメージです。

今後、日産の株価はどうなるのか気になっている人もいるでしょう。今回は、ゴーン氏がいなくなったあと日産はどうなるかについて予想してみたいと思います。

ゴーン氏逮捕は日産にはチャンス?

ゴーン氏の逮捕のニュースを受け、日産はルノーとの資本関係を見直したいという姿勢を見せています。

この動きを見る限り、株価はともかく日産自体はゴーン氏の逮捕をチャンスと捉えているように見えます。

なぜ日産がこのような動きをしているのかというと、日産とルノーの関係に問題があるからです。

ルノーは日産の株式の43%を保有しており、議決権を持っているため日産の経営に口出しする権利があります。

一方、日産はルノーに対する出資比率は15%にとどまり、議決権を持ちません。

そのため、日産はルノーとの関係をゴーン氏がいなくなったタイミングで対等な関係に持っていくチャンスと捉えているようです。

今後の日産とルノーの関係は、

  • 現状維持
  • 対等な関係
  • 両社対立

のどれになるか注目です。

日産の株価はどうなる?

日産の経営陣にとって、ゴーン氏がいなくなったことは体制を立て直すのに痛手ではないようだと前述しましたが、日産の株価への影響はどうでしょうか?

日産の株式は高配当銘柄として有名です。

今回の騒動があっても現在のところ予想PERが7.5倍、予想配当利回りが5.9%になっており、やはり高配当銘柄であることには間違いありません。

同じ自動車メーカーであるトヨタは、予想PERが8.6倍、予想配当利回りが3.2%なので、比較してみると、日産が高配当銘柄であることがわかると思います。

このように見ると、現在今回の騒動で日産の株価が下がった今は、日産株式の買い時と思えます。

しかし、注意して欲しいのは自動車業界の状況です。業界全体を見てみると、業績予想はとても厳しい状況です。

今回の騒動がなくても、四季報などで予想純利益を見てみると大幅減です。

つまり、今回の騒動があってもなくても、高配当銘柄だからと日産の株式を購入するのは、よく考えなければいけない状況だということです。

高配当銘柄だからと購入しても、株価が下落する可能性や配当金が減額される可能性も十分に考えられます。

日産の株価が今後どのようになるかは、ルノーとの関係がどうなるかと、景気に敏感な自動車業界がどう動くかの2つを見極める必要があります。

日産の株式の購入を考えている人や保有している人は、ゴーン氏の逮捕というニュースにだけとらわれずに、ルノーとの関係や景気、自動車業界の動向をきちんと見るようにしてください。


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