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2012年4月4日 投資家マインド

アナリストの投資判断は重要視すべきか?

プログレスマインド・渡部純一です。

投資をする方は、新聞やインターネットなどで証券アナリストが書いた株価の方向性を予想したレポートを読んでいる人も多いかもしれませんね。

中には人気のアナリストのレポートは、絶対に欠かさず見ているという方もいるでしょう。

アナリストというのは、世間一般的には「株価の予想をするプロ」と認識されています。新聞や 投資番組などを見れば、毎日、色々なアナリストがコメントをしています。

では、証券アナリストが書いているレポートやコメントなどをどのように解釈し、どのように投資に役立てているのでしょうか?証券アナリストの情報は、投資をする際に最も重要視して投資に役立てているという人もいれば、全く参考にしていないという人もいると思います。

基本的に投資判断をする場合は、アナリストの情報に左右されず、自分で分析して納得した形でトレードするようにしましょう。アナリストの情報が悪くて役に立たないとは言いませんが、大きく予想をはずす方が多いのも確かです。

1999年の日経平均が戻しの局面で2万円近くを推移している時、9割以上の証券アナリストの方が口を揃えて日経平均は今から3~4万円ぐらいまで上昇するだろう!と予想をしていました。

しかし、実際の株価はいかがでしたでしょうか?ジェットコースターのように急落し、たった3年で約3分の1の価格である7600円まで下落してしまいました。この結果9割以上のプロのアナリストたちは、この相場を読めなかったということになります。

多くのアナリストは、主に証券会社との契約で、レポートや情報を配信しています。証券会社というのは、お客様が株の売買をした手数料を利益にしていますので、お客様に株の取引を頻繁にして頂かなければ利益を上げることはできません。

証券会社は、お客様に頻繁に売買をして頂くため、自社で雇っているアナリストにポジティブな良い情報ばかりを流させ、投資家の売買意欲を駆り立てて、自分たちの利益につなげようとしている所が多々あります。

現在でもそうですが、新聞やその他のレポートなどを見てみると、8割以上がポジティブな良いコメントばかりです。紹介銘柄のチャートを見てみると、あきらかにチャートが下落局面であり、  今後も値下りしそうなチャートを平気で紹介したりしています。

ここで、認識して頂きたいのは、アナリストの情報を鵜呑みにしないこと!これは徹底するようにしてください。

アナリストのコメントは、証券会社が利益を確保するための戦略として、利用している場合がほとんどということを認識してください。しかし、勘違いしないで頂きたいのは、アナリストの情報がすべて悪いと言っているわけではありません。

アナリストのコメントというのは、おもにファンダメンタルズ分析で企業の業績を重視している場合が多く、業績が大幅に向上するなどの情報には、素直にプラス材料として受け入れるべきです。 なので、実際にエントリーする場合は、チャート分析も合わせておこない、値上がりしそうな銘柄としてリストアップしておくのもいいですね。

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