初心者向け!貿易収支が日本株に与える影響とは?

株初心者向け

「貿易収支」という言葉をよくニュースで耳にすることがあるかと思います。

貿易収支のニュースを聞いて、株式への影響など考えたりしていますか。実は貿易収支は為替や日本株式に大きな影響を与えています。

貿易収支とは何か、また株式などにどのような影響を与えているのか、初心者でもわかりやすくご説明致します。
 

「貿易収支」とは何?

貿易収支は、輸出量と輸入量の収支のことです。

貿易収支の求め方は「輸出量-輸入量」ととてもシンプルです。

輸出額が輸入額を上回れば「貿易黒字」となり、反対に輸入量が輸出量を上回れば「貿易赤字」になります。

貿易黒字の場合、輸出額が多いということは、日本企業は外貨を多く保有しています。

その外貨を給与の支払いなどのために円に両替します。市場の円が買われるため、円の価値が上がり円高に動くと推測されます。

貿易赤字の場合は、海外から円で物を買っているため、市場に円が出回り、円の価値が下がり円安に動くと推測できます。

このように、貿易収支は為替の動向に大きな影響を与えます。
 

「貿易収支」と株式の関係

それでは、貿易収支と株式にはどのような関係があるのでしょうか。

貿易黒字になった場合、輸出企業の勢いが強いということなので、自動車などの輸出企業が注目されます。

ここで、為替がどれくらい円高に動くかも重要です。企業が予測している以上に円高に動くと、日本円に替えた時の利益が少なくなるので、反対に企業としては業績を下方修正することもあるからです。

貿易赤字の場合は、輸入企業の勢いが強いということですが、同じようにどれくらい為替が円安にくるかで、企業の業績は変化します。

このように、貿易収支は多くの日本企業の株式に影響を与えますが、貿易収支だけではなく為替の動向も一緒に考慮してください。

輸出入関連の企業の株式を保有している人は、為替と一緒に貿易収支もみるようにしてください。

為替の動向を予測できたりします。貿易収支は財務省のホームページで確認ができます。
 

日本の貿易収支の推移

日本は輸出大国と言われるほど、2011年までの30年間は常に貿易黒字でした。

2011年、東日本大震災の原発事故の影響により、エネルギーを多く輸入したことで、31年ぶりに貿易赤字になりました。

しかし、2016年には貿易黒字に転換。これは、輸出額も減少していたのですが、輸入額がそれを上回るほど減少したためです。

直近の2018年3月の貿易収支は黒字でした。日本の対米黒字額は、米国の景気回復に連れて増加する傾向にあります。

そのため、トランプ大統領は、日本の対米貿易黒字が大幅に増えることを懸念しているはずです。

日米首脳会談では、二国間の貿易問題についても議論されるようですが、どのように貿易不均衡を是正していくかでも輸出入企業の株価に影響を与えます。

輸出入関連企業の株式を保有、もしくはこれから購入予定の人は、この会談の結果ですぐに動けるようにしておいてください。

ただし、株式は予想通りに動かないものでもあります。予測をしながらも、きちんとリスクヘッジを行うことも忘れないでください。

お問い合わせや投資に関するご相談はお気軽にコチラまでどうぞ。

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