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2018年4月5日 株初心者向け

初心者向け!保有株式が「TOB」対象になった場合の対処方法


 
株式投資を行っていて、株式公開買付である「TOB」が行われると株価に影響があります。

自分が保有している株式が「TOB」の対象になった場合、どのようにすれば良いのでしょうか?

今回は、「TOB」と株価の関係、保有株が「TOB」対象となったら、どのようにすれば良いかを初心者向けにご紹介いたします。

「TOB」について詳しく知りたい方は、以下の記事をご参考ください。
>> 初心者向け!株式公開買付「TOB」の仕組み

 

保有株が「TOB」対象となった場合

「TOB」は「株式公開買付」のことで、買付期間と株価、目標取得株式数を公告し、金融商品取引所(東京証券取引所など)を経由せずに、不特定多数の株主から株式の買付を行うことをいいます。

「TOB」は主に企業買収や、関連企業を合併する時、市場に流通している自社株を購入する時に使われます。

そのため、「TOB」の対象となった株式は、大量の買い注文が入ったことと同じ状況になるので、基本的に上昇します。

「TOB」対象の株式を保有している場合、対応方法は3つあります。

1つ目は、通常の株式のように市場で売ることです。

これが一般的な方法です。購入株価より上昇して利益が取れるならば、通常の株式売買同様に売り注文を出すだけです。

2つ目は、そのまま保有することです。

「TOB」に応募したり、売却したりせず保有し続けることはできます。

ただし、「TOB」が成立した場合「上場廃止」となってしまうリスクもあります。

完全子会社化される場合は、買収企業の株式と交換される場合もあるので、保有する場合は、何のための「TOB」なのか、「TOB」の後に保有株式がどうなるかなどの見極めが重要です。

3つ目は、「TOB」に応募することです。

「TOB」に応募して、市場ではなく直接買収企業に株式を買い取ってもらいます。

「TOB」への応募は、受付を行っている証券会社にTOB申込書を提出することで応募できます。

もし、自分が保有している株が「TOB」対象となった場合は、この3つの方法のどれかを選択することになります。

 

「TOB」応募のメリット・デメリット

保有株式が「TOB」対象となり、「TOB」に応募する場合、メリットとデメリットがあります。

メリットとしては、「TOB」では買取株価があらかじめ公表されており、通常は市場より高めに設定されます。

そのため、「TOB」に応募すると、市場で売るより多くの利益が得られることがあります。

「TOB」期間は20~60日間ほどあり、この期間に「TOB」価格より市場の株価が下がると購入し、「TOB」に応募して利益を得る人も出てきます。

また、市場株価も「TOB」価格の近くまで上昇することが多いので、市場の株価を見ながら、期間中に「TOB」への応募を決めることもできます。

「TOB」応募のデメリットとしては、「TOB」の受付を行う証券会社が決まっていることです。

例えばA証券で普段取引を行っていて、「TOB」の受付がB証券の場合、B証券に口座を開き、対象の株式を移管してから「TOB」応募を行わなければいけません。

そのための事務手続きが面倒という人は、市場で売却した方が簡単でしょう。

また、「TOB」に応募しても、目標買取数に達しないと「TOB」がキャンセルされて株式が戻ってくることがあります。

さらに買取株式数の上限が設定されている「TOB」の場合、応募しても外れるリスクもあります。

このように、「TOB」応募にはメリット、デメリットがありますので、「TOB」のある背景や動きをきちんと見るようにしてください。

初心者の方で見極めなどがよくわからないという人は、市場での株価が上昇し利益が得られるようなら、市場で売却することをお勧めします。

 

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