初心者向け、「株価指数先物取引」について勉強しよう! ~その1~

投資基礎講座

株式投資を始めると「先物取引」「先物」という言葉を耳にすることがあると思います。

初心者の方にとって「先物」とは何だろう?と思う方もいるかもしれません。

今日は、初心者の方にもわかりやすいように「先物」とは何か、どのような仕組みなのか、を説明したいと思います。

 

「現物取引」と「先物取引」の違い

「先物取引」には「商品先物取引」と「金融先物取引」の2種類あります。

一般的に「先物取引」と聞くと「商品先物取引」を思い浮かべますが、この2つの大きな違いは「実物があるかないか」です。

商品先物取引は実物のある石油や小麦など、数ヶ月先の価格を予想して売買を行います。

金融先物取引は、投資対象物はなく、種類がいくつかあります。

今回ご説明する「株価指数先物取引」とは、株式市場で取引される日経225や東証株価指数(TOPIX)の数ヶ月後の価格を予想して投資するものです。

 

「先物取引」は、将来の決められた日に、決められた価格で売買を行うことです。

初心者の方が最初に株式投資を行う時に考えることは、安く株価を購入し、高く売却して利益を得る方法でしょう。

こちらは実際に現物で株式を売買することから「現物取引」と言います。

 

「現物取引」と異なり、「先物取引」は現物が存在しないので、現物のように安く買ってから高く売ることもできますし、高く売ってから安く買い戻すこともできます。

例えば、将来、株価指数が上昇するだろうと思えば、決められた期日に売ることを決め、それまでに反対売買を行うことで差額の利益を得ることができます。

また、将来株価指数が下落するだろうと思えば、決められた期日に買うことを決め、それまでに高いところで売却し、利益を出すことができます。

 

「先物取引」と「現物取引」の違いについてもっと知りたい方は、こちらのブログも参考にしてください。
日経225先物と株式投資の違い

 

具体的に株価指数先物の仕組みをみてみよう

では、具体的にどのような仕組みになっているのか、日経平均先物を例にして見てみましょう。

日経平均先物は、取引単位は日経平均の1,000倍で、「1枚」という単位で呼びます。

日経平均が18,000円なら、1枚18,000×1,000で1,800万円になります。

ここで、1,800万円全額を用意する必要はありません。

「証拠金」を入れることにより購入できます。

証拠金とは、証券会社により異なりますが約80万円くらいです。

つまり、約80万円で1,800万円規模の売買ができるということです。

ただし、相場の状況で追証と呼ばれる追加の証拠金が発生する場合もあります。

追証については、こちらのブログも参考にしてください。
日経225先物と更新値幅

 

将来の決められた日に18,000円で日経平均先物を購入する契約を結んだとします。

決められた期日に日経平均が19,000円に上がっていれば、契約により18,000円で購入できるので、1,000円の得になります。

単位は1,000倍なので、1,000円×1,000で100万円の利益になります。

逆に、日経平均が17,000円になっていると100万円の損失になります。

「先物取引」は証拠金を入れることにより、多額の利益を得ることもできますが、多額の損失を抱えることもある、ハイリスクハイリターンの商品になります。

 

「先物取引」は将来の決められた日までに決算していなければ、その日に強制的に決済されることになります。

そのため、決められた日までに反対売買により決済することが多いです。

金額が大きい分リスクも大きいので、どのタイミングで売買するか、どこまで利益を追求するか、が重要になってきます。

 

日経225先物や証拠金については、こちらのブログも参考にしてください。

日経225先物で重要なリスク管理

 

株価指数先物はハイリスクハイリターン

「先物取引」は証拠金を入れることで、大きな金額の取引ができます。

実際かかる費用は、価格の差額分を受渡しする「差金決済」となります。

全額を用意する必要はありませんが、ハイリスクハイリターンの商品です。

投資初心者が始めるには難しい商品ですが、どのような仕組みか知っておくことは良い勉強になることでしょう。

 

参考:松井証券:http://www.matsui.co.jp/service/fop/futures/about/

 

株式会社プログレスマインド

 


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