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2017年4月20日 株初心者向け

「PER」(株価収益率)の使い方と注意点を知っておこう

 

株式投資を始めるために、まずは株式投資に関する本や雑誌、四季報などを読んでいる人も多いのではないでしょうか?

株式に関わる本を見ていると、「PER」といった言葉を多く目にするかと思います。

「PER」を簡単に日本語で表すと、株価収益率となります。

「PER」が株式投資を始めるにあたり、どのように役立つのか、初心者向けに説明したいと思います。

既にご存知の方は読み飛ばしてくださいね。

 

「PER」(株価収益率)とは何か
 

「PER」は、「Price Earnings Ratio」の略称で、日本語では、「株価収益率」と呼ばれています。

「PER」は会社の利益と株価の関係を示すもので、四季報などでもよく目にします。

具体的に言うと、その会社の株価が、1株当たりの利益に対して、その何倍まで買われているかを計算したものです。

「PER」を算出することで、現在の株価が、割安なのか、それとも割高なのかを知ることができます。

「PER」は、こちらの計算式で求められます。

⇒ 「時価総額(株価×発行済み株数)÷ 純利益」もしくは「株価 ÷ 1株あたりの利益」

例えば、1株当たりの利益が50円、株価が500円の場合、「PER」は10倍(500÷50)になります。

企業の成熟度によって特徴が大まかにわかれますので、詳しくはこちらも参考にしてください。
EPS・PER

 

「PER」でどのように株価を予測するのか
 

では、実際にどのような場合に「PER」を使うのか、例をあげて説明します。

例えば現在、株価500円、1株当たりの利益50円、「PER」が10倍だとします。

来期の1株当たりの利益が増益で60円だと予測された場合、「PER」が同じ10倍だとすると、株価は600円(60円×10倍)にまで買われると予測されます。

そうすると現在の株価は割安となり、買いという判断になります。

また、同じ業界企業を見比べた際に「PER」が20倍となっている企業が多かったとしましょう。

このような時に、自分が売買を検討している企業の「PER」が10倍と低いならば、適正株価は「PER」が20倍になる1,000円(20倍×50円)と見ることができます。

そのため、現在の株価は比較的割安であると見られるため、買いと判断することができるでしょう。

例として、割安と判断する場合を2つ上げました。

逆に減益や、他の企業の「PER」より高い場合などは、株価は割高と判断され、株価は下がっていく可能性があります。

ほかにも新興市場に上場している企業や、ITなど最新技術を扱っている会社の場合、将来性が買われた結果「PER」が100倍などと高騰している場合があります。

「PER」があまりにも高すぎる場合、不安材料が見つかったり、成長が伴わないと判断されたりした際に、大暴落する危険もあります。

高すぎる「PER」の会社に投資する場合は、周囲の状況やニュースなどにも十分注意しておくようにしましょう。

 

「PER」の注意点
 

「PER」はあくまでも同じ業界企業の収益予測との比較や、同じ業種の収益状態との比較に用いられるものです。

客観的な指標ではないということを覚えておいてください。

「時価総額(株価×発行済み株数)÷ 純利益」という計算式だとお話ししましたが、純利益で割って算出しているため、土地売却などの利益が入っていた場合はその一時のみ「PER」が高くなる、ということもありえます。

そのため、「PER」の数字だけを見て株式の売買タイミングを計るのは大変危険です。

「PER」の見方、利用の仕方を知っておけば、株式銘柄を選ぶ際に良い目安になります。

しかし、「PER」だけを見ての判断はあまりにも危険です。

投資銘柄を選ぶ際は、企業の業績やニュースなど、他の情報も考慮して決めるように心がけましょう。
 


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