投資家の味方、NISA口座は開設していますか?

投資基礎講座

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最近、「NISA(ニーサ)」という言葉をコマーシャルなどで耳にしたり、銀行でポスターを見かけたり
することが増えたと思います。

NISAとは、少額投資を行う人のための非課税制度です。

投資を始めるにあたって、心強い味方となります。

まだNISA口座を開設していない人も、既にNISA口座を開設している人も、この機会にNISAについて
具体的な数字を見ながら再確認しましょう。

 

まず、株式で知っておかなければならないのは、株式の利益に対して20%の税金がかかるということです。

50万円の株を買い、70万円で売った場合、20万円が利益になります。この20万円に対して20%の税金がかかり、実質利益は16万円になります。

 

しかし、NISA口座で取引を行った場合、非課税になりますので、20万円がそのまま手元に利益として残ることになるのです。

 

また、すでにNISA口座をお持ちの人はご存知かもしれませんが、平成28年から非課税枠が100万円から120万円に増額されました。

これにより、さらにメリットのあるものとなっています。

 

ただし、次にあげる通り、上限や期間などがありますので、ご注意ください。

 

♢NISAの上限

NISA口座で取引をすれば、いくらでも非課税になるという訳ではありません。
非課税の対象は1年間で120万円以内になります。(平成27年以前は100万円)

そのため、少額で取引を行っている投資家にとって強い味方となります。

 

♢NISAの期間

NISAの税制優遇措置が取られるのは、今のところ平成35年までとなっています。
平成35年中までにNISA口座で購入したものが対象です。
さらに、今購入したものが平成35年までずっと優遇されるという訳ではなく、
購入してから5年間と決められています。

参照:金融庁

http://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa/overview/index.html

 

また、NISA口座を開くにあたって次の点も注意が必要です。

1.NISA口座は1人1口座のみです。

すでに銀行にNISA口座を持っている場合などは、証券会社に開くことはできません。ただし、金融機関の変更は1年ごとにできるので、どこにNISA口座を開くとメリットがあるのか考えて変更を行ってください。

2.新規投資のみが対象となります。

現在保有している株式などをNISA口座に移管することはできません。

3.NISA口座の損益は、他の口座(一般口座、特定口座)の損益と通算や、翌年繰越などはできません。

年間の取引で、特定口座は利益が40万円、NISA口座は損失が40万円という場合、通算すると差し引き0円です。しかし、通算ができないため、特定口座の利益40万円には20%の税金がかかります。

4.NISAの期間内(5年間)に値下がりし、課税口座に移管してから売却した場合、当初の購入価格と
売却価格からみると損失でも課税されてしまいます。

NISA口座で株式を120万円で購入し、5年経過した時点で株価が80万円に値下がりしていたので、
売却せず課税口座へ移管。その後100万円で売却。

この場合、当初購入価格(120万円)と売却代金(100万円)だけ見れば損失ですが、課税口座に移管した株価(80万円)が購入価格とみなされ、20万円(100万円-80万円)が課税対象となります。

 

参照:金融庁

http://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa/knowledge/index.html

 

これらの注意点を踏まえたうえで、どの株式をどの口座で取引するか慎重に考えましょう。
また、複数金融機関と取引のある方は、どの金融機関にNISA口座を開設するのが得なのか検討したうえで開設するのが良いでしょう。

 

NISAは株式だけでなく投資信託などにも適用されます。

どの金融商品をNISA口座で取引するかも大事になります。コチラの記事もぜひ参考にしてください。

 

 

お問い合わせや投資に関するご相談はお気軽にコチラまでどうぞ。

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