急騰する仕手株に注意

株初心者向け

昔から株式市場には相場師と呼ばれるプロの投資家が存在しており、その相場師たちが意図的に株価を操作するために特定の銘柄を使って相場を動かすことを「仕手」と呼んでいます。

ごく短期間に大きな利益を得ることを狙った手法で、そのような思惑で株式市場に参加してくる相場師集団のことを「仕手筋」などとも呼びます。

 

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また、このような相場師集団が相場を動かすことを狙って売買対象として目をつける、特定の銘柄のことを「仕手株」と言い、デイトレーダーの間では注意すべき銘柄として警戒されています。

こういった仕手筋集団は証券取引等監視委員会などの取り締まり強化により、以前に比べると表立った動きは少なくなってきていますが、現代ではSNSのチャット機能などを利用した若手の仕手筋グループが活動しているというような話も耳にします。

 

特徴としては、個人あるいは組織的に保有する多額の資金を元にして、流動性の低い特定の銘柄などに狙いをつけ、集中的に資金を投下して相場を操ろうとしてくるという点です。

発行済み株式数が少ない小型株や業績があまり良くない銘柄などがターゲットにされやすく、ターゲットとなった銘柄に対して資金を大量に投入し、市場での株価を急騰させていきます。

 

この急激な値動きに気づいた、一攫千金を狙う一般の個人投資家たちの思惑を巻き込みながら、株価をどんどん上昇させていき、仕手筋集団のタイミングで当初の安値のうちに買っていた大量の株を高値で売却し、自分たちだけが大きな利益を得るという仕組みです。

元々株価が上がるための正当な根拠などなかった銘柄ですから、高値が付いた後に一転、売り出された株は、その後急落してしまう場合が多く、株価が上昇しきった時点で買ってしまい、売りのタイミングを逃した一般の投資家は、株価の急落により買い手もつかず、また売りたくても売れないという塩漬け状態に陥ってしまいます。

 

仕手株の特徴と方法を簡単に書きましたが、実際にはそれと気づかれないためにもっと巧妙に仕組まれたケースが多く、何も知らない一般の個人投資家が目先の利益に惑わされて飛びつくと痛い目に遭います。

仕手株だと承知したうえで、その流れに乗る人も少なくないようですが、仕手株の取引はリスクが非常に高すぎますし、本来の株式投資とは大きくかけ離れたものですので、特に初心者が手を出してはいけません。

 

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