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2015年7月31日 株初心者向け, 株式投資

IPOが公開され購入されるまで

IPOはどのようにして公開され、どうやって購入するのか、さらにそのIPO公募価格はどのようにして決定されているのか。ここではIPOが公開され購入されるまでの流れを、簡単に順を追って見ていこうと思います。

 

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まず、株式の上場に際しては、事前に株価(いわゆる公募価格・売出価格)を決めなければなりません。

現在、この公募価格あるいは売出価格を決めるためには2つの方式が使われていて、一つはブックビルディング方式、もう一つは入札方式と呼ばれる方式です。

 

まず、ブックビルディング方式ですが、これは株価を算出するスキルが高いと判断されている機関投資家等からの意見をもとにして、価格帯と呼ばれる仮の条件を設定します。

次に、発行会社はこの仮の条件を基にした価格を一旦投資家に提示して投資家からの需要を把握し、さらに市場の動向を予想して、市場にあった発行価格を決定する、という方式です。

 

つまり、株式を正式に公開する前に、このIPOを買いたいという投資家を公に募集してしまうのです。

 

この募集は株を公開する企業が行うのではなく、企業の依頼を受けた証券会社が行っているのが普通で、これがブックビルディング方式とよばれ、証券会社によるこの募集期間のことを、ブックビルディング期間といいます。

 

これに対して入札方式は、まず、投資家がIPOに対して希望購入価格で申込みを行い、その申し込みの状況に基づいて、株の発行の条件や発行価格を決定するという方式です。

一見するとブックビルディング方式と比べて公平なようですが、この入札方式だと、IPOに際して、株式の取得のために投機的な入札が行われるために、人気が高い銘柄だと、発行価格が非常に高くなってしまうケースもありえます。

 

それに対してブックビルディング方式は、入札方式に比べて価格が高くなりすぎるのを防ぐ働きが高いと言われていて、最近ではほとんどのIPOの公開は、ブックビルディング方式で決められているのが現実です。

しかし、ブックビルディング方式で行うIPOは完璧なのかと言うと疑問で、公開された株式の数よりも、申込んだ投資家の人数が多い場合には抽選をすることになり、その抽選に当選した投資家だけが株を買うことができるため、人気の高い銘柄だとIPOになっても抽選になる可能性が高く、当選して購入できる可能性も低くなってしまうのです。

 

このため、当選の確率を上げるために複数の証券会社に口座を開設して抽選の申し込みをしたり、あるいは家族名義であると謳って複数の抽選権利を取得したりなどの不正行為に近い申し込みが常態化していて問題になっています。

 

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