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2015年7月9日 株初心者向け, 株式投資

「貸株サービス」について

あまり大きく宣伝されることもないので知らない方も多いのですが、数年前から一部の証券会社で、個人投資家向けに「貸株サービス」というサービスが提供されています。

 

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「貸株サービス」とは、保有している株を証券会社に貸し出すことで、その株の貸株料を受け取ることができるサービスの名称で、株を借りた証券会社はその株を「貸株市場」というところを通じて機関投資家等に貸し出し、そこで発生した貸株料を証券会社が投資家に支払うという仕組みになっています。

 

貸株市場というのは聞きなれない名称だと思いますが、以前から証券会社が貸株市場を通じて機関投資家向けに株券を貸し出すという取引は行われており、借り手が株券を借りる際には、証拠金として担保を差し入れなければなりません。

本来は貸株市場で貸し出された株券の名義は借りた側に移り、議決権や配当金、株主優待の権利も移譲されてしまうのですが、「貸株サービス」はそういったデメリットを改善した仕組みを証券会社が構築し、メリットのあるサービスとして投資家に提供しています。

 

株を長期保有していても値上がり分の含み益と配当金以外の利益は望めませんが、「貸株サービス」を利用すると、株を貸しているだけで貸株金利が入ってくるので、議決権が無くなることにデメリットを感じない投資家の方にとってはメリットの大きいサービスと言えるでしょう。

 

「貸株サービス」を利用すると、原則として配当金の受け取りは出来なくなりますが、証券会社から源泉徴収税額を差し引いた「配当金相当額」が貸主の証券口座に入金されます。

また、「自動優待取得サービス」の設定をしておくと、株が貸出中でも時期が来れば自動で一旦返却され、株主優待の権利も受けることが可能ですから、貸株の金利と株主優待の権利、配当金相当額の受け取りなど、デメリットを補ってあまりあるサービスと言えるかもしれません。

 

貸株利率は0.1%~1.0%が相場ですが、証券会社ごとにボーナス利率が適用されている銘柄が設定されていて、1.0%から最大で10%の貸株料を受け取ることができます。

さらに貸し出している最中であっても、売却したいときにはいつでも自由に売却することができますから、貸し出し中であっても売却益を得るチャンスを逃すこともありません。

 

NISA口座の株式を貸株には出来ないとか、信用取引口座からの利用はできないなどの制限がありますから、「貸株サービス」を利用される際には、それぞれの証券会社から十分な説明を受けるようにしてください。

 

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