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2015年7月2日 株初心者向け

銘柄を選ぶための指標:ROEとEPS

 

ROE(株主資本利益率)

ROE(株主資本利益率)とは企業の収益性を測る指標のことで、株主が株を購入して出資してくれた資本を元に、どれだけ収益を挙げているのかを読み取るために活用します。

言い換えれば、収益をあげるために資本を有効に活用しているかがどうかが、数字として明らかになるというわけです。

 

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ROEは、当期純利益を純資産で割ったものに 100を掛けることで表されますが、この割合が高いほど資本が有効に使われ、収益性の高い優良な企業であるという判断材料になります。

ただ、単純にROEだけを見て判断するのは早計で、生産設備の必要な大規模工場を有する企業などでは、設備投資や人件費などで借入金の割合が必然的に高くなりますから、自ずとROEの数値も低くなる場合があり、このようなケースでは同業他社と比較して収益性を測る必要があります。

 

また、純利益を純資産で割っただけの数値とも言えますから、計算式で出た数値だけを見て判断することは危険で、上述の製造業関連の企業であれば、借入金の純資産に対する割合と、借入金の用途などもチェックしておかないと、借金が嵩んで生産性の悪い企業の株を掴まされることにもなりますので注意が必要です。

ROEの高い企業は、外国人投資家の評価が高い傾向にあり、そういった銘柄には外国人投資家の買いが集中する場合が多いため、そこに注目して投資する国内投資家も存在します。

 

EPS(1株あたり純利益)

EPS(1株あたり純利益)とは、企業がが一年間で得た純利益を発行している株式の総数で割ったもので、1株あたりが生み出した利益を表す指標です。

簡単にいうと、たとえその企業が膨大な利益を年間で挙げたとしても、発行株式が大量であればEPSは低くなり、利益がそれほど多くなくても、発行している株式が利益に対して少なければEPSは高くなります。

言い換えれば、一株あたりが生み出す純利益の大きさを表しますから、EPSの数値が高い方が優良企業であるという目安になるわけです。

 

ただ、このEPSもROEと同様、数値だけで判断するのは危険で、分母である発行している株式の総数は自社株の一部を買い戻して消却することで減らすことができますし、逆に増資が行われた場合には発行株式が増え、EPSの値が下がってしまいますから注意が必要です。

したがって、発行株数が違う会社と比べてもあまり意味がなく、その会社の前年の数値と比較して、EPSの推移に注目したほうが目安としての使い方としては正解と言えるでしょう。

 

これらの指標をうまく活用するためには、その数値を求めるための基となる分母や分子についての意味を理解して、どのように判断するかという知識が重要になってきます。

 

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